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フォンタナ以降の猫
プロジェクトタイプ
Object
日付
2016
場所
あをば荘(東京)
展覧会
「ヒロインに告ぐ〜限界芸術をリブートする〜」
【背景】
2016年、埼玉県所沢市の築50年にもなるアパートの一室に家族3人猫1匹で住んでいた頃の作品。子供を保育園に預けることができず、限られた条件の中で質素に暮らしていたため、生活の中に立ち現れる事象、現象、物象、すべてが意味に溢れていた。無意識に生活を送る中で、ふと芸術と非芸術のはざまに立つ瞬間についてよく考えていた。
この頃生まれた作品を「限界芸術をリブートするシリーズ」と名付けていた。当時、元夫の協力を多く得ており、元夫によって「リブート」をいうワードが用いられた。
鶴見俊介「限界芸術論」、福住廉「今日の限界芸術」に影響を受けていた。また、松井みどりの提唱する「マイクロポップ」関連展示記録集を愛読していた。
同時期、東京の押上にあるオルタナティブスペース「あをば荘」にて友人と二人展を開くことになり、家の中で見つけた「限界芸術」を切り取って展示した。そのうちの1作品となった。
【当時のステートメント】
賃貸のアパートで猫を飼っているので、壁に傷がつかぬよう「爪研ぎ防止シート」を貼りめぐらせる。しかし結局はシートごと壁もふすまもボロボロにされてしまう。退去時の修繕費を考えると頭が痛い。でもサリュ(猫の名)はフォンタナ以降の猫だから許してあげる。 シートの成れの果てが猫に似ていたので見えたままドローイングした。




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