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ウォーホル奥様
プロジェクトタイプ
Performance
日付
2016
場所
あをば荘
展覧会
「ヒロインに告ぐ〜限界芸術をリブートする〜」
【背景】
2016年、埼玉県所沢市の築50年にもなるアパートの一室に家族3人猫1匹で住んでいた頃の作品。子供を保育園に預けることができず、限られた条件の中で質素に暮らしていたため、生活の中に立ち現れる事象、現象、物象、すべてが意味に溢れていた。無意識に生活を送る中で、ふと芸術と非芸術のはざまに立つ瞬間についてよく考えていた。
この頃生まれた作品を「限界芸術をリブートするシリーズ」と名付けていた。当時、元夫の協力を多く得ており、元夫によって「リブート」をいうワードが用いられた。
鶴見俊介「限界芸術論」、福住廉「今日の限界芸術」に影響を受けていた。また、松井みどりの提唱する「マイクロポップ」関連展示記録集を愛読していた。
同時期、東京の押上にあるオルタナティブスペース「あをば荘」にて友人と二人展を開くことになり、家の中で見つけた「限界芸術」を切り取って展示した。そのうちの1作品となった。
当時、アンディ・ウォーホルが生まれ変わったら冷蔵庫になるに違いないと考えていた。
かなり煮詰めてそのような結論に至ったと記憶しているが、実は詳細を思い出せないでいる。
ウォーホルが「自分には中身がない」「表面だけを見てほしい」と語っていた等のエピソードや大量生産・大量消費モチーフから思い至ったのだと思う。タイトルの「ウォーホル奥様」から、性別(冷蔵庫に性別はないが)は女性としていたと思われる。
展示時期が7月で、大変暑かった。冷蔵庫に飲み物とアイスを詰めて、来場者に配った。その行為をパフォーマンスとした。

